貧血の透析患者さんでで血圧が下がりやすい単純な理由

こんにちは、臨床工学技士の秋元です。

貧血の透析患者さんで、透析中の除水で血圧が下がりやすいというのはよく経験することだと思います。

輸血をしながら透析をすると血圧は安定しやすいですよね。

しかし、なぜ貧血だと血圧が下がりやすいのか、その理由を明確に答えられる人は意外に少ないのではないでしょうか。

そこで本記事では、貧血で血圧が下がる単純な理由を解説したいと思います。

貧血で血圧が下がる単純な理由

貧血になると、末梢の血管は少ない赤血球から少しでも酸素を取り込もうとします。その結果、末梢血管は弛緩します。

ということは末梢血管が弛緩しているので、末梢血管抵抗は下がり、血圧が下がってしまいます。

これが貧血の透析患者さんで血圧が下がりやすい理由になります。

 

 

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