こんにちは、臨床工学技士の秋元です。
クエン酸回路は、細胞内のミトコンドリアでおこなわれている代謝経路であり、私たちの身体のエネルギー源であるATPをつくるために非常に重要です。
ただし、クエン酸回路の反応そのものから直接的にはATPをつくっておらず、それに続く電子伝達系でATPはつくられています。
本記事では、そんな重要な代謝経路であるクエン酸回路の簡単な覚え方を紹介します。
クエン酸回路の覚え方【ゴロで覚えれば楽勝です】
クエン酸回路の全体の反応は上の図のとおりです。
cis-アコニット酸は省略されて書かれている場合があります。
クエン酸回路には有名なゴロがありまして、「オクイアサコ不倫」というゴロで簡単に覚えることができます。
クエン酸回路の覚え方
- オ:オキサロ酢酸
- ク:クエン酸
- イ:イソクエン酸
- ア:α-ケトグルタル酸
- サ:スクシニルCoA
- コ:コハク酸
- 不:フマル酸
- 倫:リンゴ酸
上記一連のクエン酸回路の反応によって、ATPをつくるために必要な、NADH+H+、FADH2、GTPがつくられます。
ちなみに、クエン酸回路を一周するごとに、NADH+H+が3個、FADH2が1個、GTPが1個つくらます。
というわけで、クエン酸回路の覚え方は「オクイアサコ不倫」で楽勝ですのでぜひ覚えておきましょう!
クエン酸回路について詳しく知りたい人は下記の記事で詳しく解説しているのでよかったら併せてごらんください。
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