臨床工学技士がつらすぎて辞めたいと思ったなら辞めてもいい

こんにちは、臨床工学技士の秋元麻耶です。

現在、透析室で働いていますが、日々やめたいなぁと思いつつもなんとか頑張って働いております。そこでどうしてこんなに臨床工学技士を辞めたいと思うようになったのかを、自分の経験や周りのスタッフをみていて思ったことをまとめたいと思います。

臨床工学技士を辞めたいと思う理由

臨床工学技士を辞めたいと思った理由をざっと考えただけでも、下記のとおり思いつきました。

  • 理由①:人間関係のトラブル
  • 理由②:給料が安すぎる
  • 理由③:やりがいを感じない
  • 理由④:医者が嫌い
  • 理由⑤:将来性がない
  • 理由⑥:地元に帰る
上記のとおり、いろいろありますね。

正直、自分だけじゃどうしようもない問題が大半ですね(-_-;)

理由①:人間関係のトラブル

臨床工学技士を辞めたいと思う理由のナンバーワンは人間関係のトラブルです。実際、周りで辞めてる人の大半は人間関係のトラブルで辞めていきます。

看護師の場合、病棟にいったり訪看にいったりといろいろ逃げ道はありますが、臨床工学技士の場合、同じ院内では透析室以外にいくところはほぼありません。

ですので、嫌いな技士や看護師がいる場合、その人が辞めるか、あるいは自分が辞めるかしか手はありません。

うちの透析室でも癖の強い看護師や臨床工学技士が我が物顔で透析室を仕切って威張っており、弱そうな人がいればいじめの標的となってしまいます。こういう人たちは大抵の場合集団で襲いかかってきますので、自分1人で戦っても、単純に数の暴力で負けてしまいます。心が消耗するだけですのでさっさと転職しましょう。

多少の給料はもらえると思いますが、週5で辛い思いをして、ストレスをためて・・・、はっきりいって不毛すぎると思います。ましてや臨床工学技士の給料なんて安いですからね。ぶっちゃけコストに見合わないと思います。

理由②:給料が安すぎる

臨床工学技士の初任給は、大卒の初任給の平均くらいはありますが、とにかく昇給が少なすぎて、10年働いても手取りで20万前後なんてザラにあります。また、病院の経営難を理由にボーナスまで削られてしまい、それが嫌で辞めていく人もいます。

ただ、給料が安いというだけで辞めていくという人は少なく、その他の理由が重なって辞めてしまう、というパターンが多いです。

給料が安い!というのはいつもみなさん文句をいっていますが、それだけで辞める人はあまりいません。

理由③:やりがいを感じない

基本的に看護師や臨床工学技士は医者の雑用係です。

透析室の場合、プライミング、穿刺、面倒な患者対応、下の世話や介助、シーツ交換、コンソールや透析回路の片づけを毎日繰り返すだけですので、なにかしら自分自身で仕事にやりがいを見出してないと結構きついです。

周りのスタッフをみてみると、仕事にやりがいや興味を感じることができないけども、ほかに仕事もないし、生活のためにしょうがなく・・・という人が多いように感じます。

やりがいを感じていないので、職場の人間関係や給料の問題が起これば簡単に辞めていってしまいます。

理由④:医者が嫌い

患者さんの病気の診断や治療ができるのは医者ですので、病院内で医者が一番偉いのは当たり前なんですが、それを勘違いして、私は非常に偉い、私に逆らうな、と言わんばかりにに非常に横柄で高圧的な態度をとる医者も中にはいます。

病気の診断や治療の決定権があることと、横柄にしてもいいということはまったくの別問題です。

医者と看護師や臨床工学技士は立場は違えと、同じ院内で患者さんのために仕事をしているわけですから、われわれにも対等な関係で接していただきたいものです。

理由⑤:将来性がない

周りのスタッフの向上心がなさすぎて、頼れる先輩もおらず、自分のスキルアップにつながらないなぁと思ってしまうパターンです。

こういう場合、さっさと転職してしまうのが吉です。

スキルアップのない、毎日同じような作業の繰り返しでは将来性がありません。また、自分がつまらないと思っている仕事をしていても自己成長しません。

理由⑥:地元に帰る

地元に帰るというパターンも結構あります。

地元に帰って親の面倒をみたりといった場合、上司も引き止めづらく、わりと円満に仕事を辞めることができます。

臨床工学技士を辞めたいと思ったら・・・

臨床工学技士を辞めたいと思ったら、辞めてしまうのも全然ありだと思います。

医療系で、ある程度専門知識もあるので、一般のサラリーマンよりも全然転職しやすいです。

人間関係のトラブルがあって、毎日胃が痛い思いをしながら職場にいくのは辛すぎますし、まともに仕事もできません(なので患者さんのためにもなりません)。

年齢的に転職できるか不安

たしかに若いほうが有利かもしれません。

しかし、30代半ばで透析経験3年ほど(この人は30歳くらいの時に臨床工学技士の専門に入学した社会人経験者です)、コミュニケーションがあまり得意ではないタイプの学生時代の同級生が普通に透析施設に転職できていたので、大丈夫だと思います。

個人的には、新卒の人よりもある程度経験のある人のほうが、こちらも勉強になることが多いですのでうれしいです。
(ただし、全て自己流でその施設のやり方にまったく従わない感じだとやりづらいですが(-_-;))

臨床工学技士の求人の調べ方

周りの知り合いにも聞いた限りで、臨床工学技士の求人の調べ方で思いつくのは以下のとおりです。

  1. 日本臨床工学技士会の求人・求職情報
    新規の求人が最初に表示されていてサイト自体も見やすいです。ちょくちょく更新されているので、こまめにチェックしましょう。
  2. 工学技士人材バンク
  3. ハローワーク
    ハローワーク!?って思うかもですが、意外と臨床工学技士の求人があるのでおすすめです。
  4. リクナビNEXT
    株式会社リクルートキャリアが運営している転職サイト・アプリです。[医療サービス関連]から[臨床検査技師、放射線技師、各種検査技師、臨床工学技士]を選ぶことで、臨床工学技士の求人情報を閲覧することができます。ただし、臨床工学技士の求人は少ないです。
  5. 個別に病院のサイトで確認
    地域がある程度決まっていれば、透析施設はそれほど多くはありませんし、病院のサイトの採用情報を個別で確認するのもありだと思います。
  6. dodaエージェントサービス
    日機装や日本光電、東レメディカルといった医療機器メーカーの求人もあり、臨床工学技士の資格を活かしつつ、病院やクリニック以外で働きたい人におすすめです。東レの求人では、透析装置の保全業務などもあったので、臨床ではなく、完全に裏方に徹したい人におすすめです。

実際に専門学校時代の同級生で、透析室で数年働いた後、自分にはそもそも病院で働くということは向いていないのではないか?と考えた友人は、ハローワークなどで求人を調べて、今では医療業界とは全く違う分野で正社員として働いています。近況を聞いていますが、臨床工学技士という資格にこだわらず、別の分野に飛び込んでよかったと話しています。

諦めて働き続けるのもあり

とはいえ辞めたいと思ったからすぐに辞めるという、安易な感じはあまりおすすめしません。当然、今の職場でも学べることはあるしできることもあるはずだからです。

意外と、もういつでも辞めてしまってもいいや!と思って仕事していると気持ちが楽になったりします。

しかし、週5で辛い思いをして、胃が痛くなって・・・というレベルであれば即辞めたほうがいいと思います。ストレスに耐えても、仕事どころでないと思うのでスキルアップなんてしないでしょうし、一度ストレスに耐え続けた身としては、まったく無駄な時間を過ごしたなぁという後悔しかありません。

新天地で、気分を切り替えて自分のための人生を生きましょう!

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