医療従事者がオナ禁でニキビが減る理由をわかりやすく解説してみた

オナ禁とニキビの原因であるジヒドロテストステロン

こんにちは、臨床工学技士の秋元です。

僕自身、オナ禁によって肌の状態が安定して、ニキビができにくくなりました。また、その他のオナ禁の個人的な実感として

  • 疲れにくくなって、勉強や仕事がはがどる
  • 抜け毛が減る
  • 髪にボリュームが出てくる
  • 肌の脂っぽさが減る
  • 体臭が無臭または臭くなくなる
  • 顔つきが変わる
  • 体毛が若干薄くなる(多分)

ただ、最初に言っておきたいことは、オナ禁による効果、例えばニキビができにくくなるというのは、個人差があるということです。

オナ禁をしても、オナニーをしても体感的になにも変わらないよ、という人には参考になりません。有名人やIT業界の金持ちなど、セックスをしまくってるし、オナニーもしててもバイタリティーあふれる人がいるのも事実です。しかし、100人いれば100人とも遺伝子が違いますので、症状も違います。当たり前のことですが、自分に合ったライフスタイルをやるべきです。

というのも、オナニー前後でテストステロンが増え、同時にジヒドロテストステロンも増えるわけなんですが、テストステロンをジヒドロテストステロンに変える5α還元酵素の活性には個人差があるからです。

例えるなら、お酒に強い人、弱い人がいるというのは一般的に知られていますが、これはアルコールを分解する「酵素」の活性が強いかどうかによって決まっています。
テストステロンをジヒドロテストステロンに変える「5α還元酵素も酵素の一種」ですので、当然ですが5α還元酵素の活性にも個人差があります。

この辺りのことが、オナ禁によって効果が感じられる人とそうでない人を分けている一因であると僕は考えています。

ですので、毎日オナニーしてもニキビなんて全然できないよ、という人がいるのも当然だと思います。

しかし本記事では、オナニーによってニキビができてしまう人、オナ禁の効果を実感している人のために。
どうしてオナ禁をすることでニキビができにくくなるのか、その理由を解説したいと思います。

医療従事者がオナ禁でニキビが減る理由を解説

男性のニキビ肌

結論としては、オナ禁によってニキビはできにくくなります。

ただし、冒頭で少しお話したように個人差があります。

この理由を解説する前に、まずは一般的なニキビの原因を解説し、その後にオナ禁とニキビとの関係性について紹介したいと思います。

一般的なニキビの原因

ニキビができる過程

基本的にニキビの原因はアクネ菌という細菌です。

ただ、このアクネ菌は皮膚常在菌といって皮膚に普通にいる細菌です。

では、どうしてニキビができる人とできない人がいるのかというと、それはその人の肌質が原因だからです。

脂が出やすい人、つまり皮脂が出やすい人はニキビができやすいです。

下の図は毛穴(医学的には毛包)と皮脂腺の構造図です。

毛穴の断面図のイラスト

皮膚の毛穴(医学的には毛包)には皮脂腺といって皮脂を分泌する器官がありますが、顔のTゾーンや顎に多いです。ですので、この辺りにニキビができやすいです。

ですので、乾燥肌の人よりも脂性肌の人のほうがニキビができやすいです。

ターンオーバーの乱れ

あと、肌にはターンオーバーといって、古い皮膚表面の角質(いわるゆ垢)は自然と取れていきますが、もし不摂生をしてしまったりだとか、いろんな原因がありますがこのターンオーバーが乱れてしまいます。そうすると、肌の垢が剥がれ落ちずに皮膚に溜まってしまいます。

そうすると、垢で毛穴が蓋をされたような状態になってしまうので分泌された皮脂が毛穴に詰まってしまい、それがアクネ菌の餌となり、アクネ菌の繁殖を招き、そしてニキビができてしまいます。

ようするに、ニキビの予防として大事なことは以下の3つです。

  1. 垢を溜めないこと
    (正常なターンオーバーが必要)
  2. 皮脂を過剰に分泌しないこと
  3. アクネ菌を増やさない事
    (アクネ菌は垢と皮脂が大好物です)

オナニーによる皮脂の過剰分泌がニキビの原因

皮脂の過剰分泌によるニキビ

それでは本題に入ります。

まず、オナニーをすることで皮脂が過剰に分泌されます。

オナニーをしたあとって、肌が脂ギッシュになったり、髪の毛がベトベトになったりを経験していると思います。

皮脂が過剰に分泌する理由は、オナニーの前後でジヒドロテストステロンが多くつくられてしまうからです。

少し古い論文になりますが、1976年にB.Mランドグレン氏らがおこなった研究結果で、オナニーの後にジヒドロテストステロン(DHT)が増加したことが確認されています1)。また、この研究では射精をする前の段階でもジヒドロテストステロン(DHT)が増加したことが確認されています。

このジヒドロテストステロンの標的臓器として以下のものが挙げられます。

ジヒドロテストステロンの標的臓器

  • 精巣上体
  • 静管
  • 精嚢
  • 前立腺
  • 陰茎
  • 毛嚢腺
  • 皮脂腺

参考:堀江重郎,男性の更年期障害,保健師ジャーナル Vol.60 No.6 2004-6

ジヒドロテストステロンは標的臓器の一つである毛穴の皮脂腺に作用して皮脂の分泌を促進します。

毛穴の断面図のイラスト

オナニーをすると肌が脂ギッシュになったり、髪がベトベトになったりするのは、ジヒドロステロンが皮脂の分泌を促進しているからです。

その結果、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まり、アクネ菌が繁殖してニキビができてしまうというわけです。

皮脂×ニキビ×男性ホルモンの関係

 毛嚢には脂腺が開口しており(図1 A),脂腺が最も多いのは頭・顔・鼻です.脂腺の大きさと分泌量は性ホルモンの影響を受けていますが,個人差,性別(男性>女性),年齢(思春期以降増加し,60歳代以降減少),体表の部位による違いが大きく,また,食事によって摂取される脂肪の影響を強く受けています.近年,日本人でも欧米型のニキビが増えているのは,急速に進んだ西洋化によるものと考えられます。

ニキビは,男性ホルモンの影響で脂腺の分泌が高まると同時に,毛嚢の入り口の角化も亢進して皮脂成分が詰まってしまうこと,さらに皮膚の常在菌の一つであるアクネ桿菌が毛嚢内に繁殖して炎症が生じることによります。

引用:川名誠司(日本医科大学皮膚科学教室),皮膚は人体の偉大なバリア,看護学雑誌

ここでは皮脂×ニキビ×男性ホルモンの関係をまとめます。

毛嚢というのは毛穴のことです。角化とは皮膚の角層が厚くなることです。

上記のとおり、男性ホルモンの影響で皮脂の分泌が促進され、さらには毛嚢(毛穴)の角化が起こり、毛穴が詰まりやすくなります。

男性ホルモンには、テストステロン、ジヒドロテストステロン、アンドロステロンなどいくつか種類があります。

 思春期になると男性ホルモンの分泌が活発になり、その影響を受けて皮脂の分泌が盛んになります。また、毛包周辺の角層が厚くなり、毛穴が狭くなります。そのため、毛包の出口がつまってしまい、毛包内に皮脂が溜まってきます。これがニキビの原因です。そのためにニキビは思春期にできやすくなり、成人すると自然によくなっていきます。いわゆる「青春のシンボル」といわれるのはこのためです。
また、思春期以降のニキビは女性ホルモンと男性ホルモンの崩れが一因とされ、思春期のニキビとは経過や後発部位が異なります。

男性ホルモンによる皮脂の分泌と毛穴の角化

引用:医療法人社団  鍈紀会 ここほ皮ふ科クリニック

ようするに、男性ホルモンの影響で皮脂の分泌が促進され、さらには毛穴を角化(皮膚の角層が厚くなる)させ、毛穴の中に皮脂が詰まった状態になるということ。

その詰まった毛穴の中にアクネ菌が増殖してニキビができるというわけです。

オナニー後の顔や髪の毛のべたつきと脇の臭い

僕個人の経験になりますが、オナニーをした後は肌が脂っぽくなり、髪の毛も脂ギッシュになってベトベトになります。

これに加えて、脇から異臭もしてきます。

脇の異臭の原因としては、脇にも脂を分泌する脂腺がありますので、ジヒドロテストステロンが脂腺を刺激して脂が大量に出て、その脂を細菌が分解して、異臭となる物質をつくっているからです。

オナ禁でニキビができにくくなる

オナ禁によってニキビができにくくなる理由

  1. オナニーによる過剰なジヒドロテストステロンの分泌が抑えられる
  2. したがって、過剰な皮脂分泌と角化(皮膚の角層が厚くなること)が抑えられる
  3. ニキビができにくくなる

オナ禁をすることでニキビはできにくくなります。

オナ禁によってニキビができにくくなる理由をまとめると、オナニーによるジヒドロテストステロンの過剰な分泌が抑えられ、その結果、皮脂分泌の抑制、および角化(皮膚の角層が厚くなること)が抑えられるからです。

オナ禁をしてもニキビができてしまう人

ニキビができた男性

オナ禁をすることでニキビができにくくなります(ただし、冒頭で軽く説明したように個人差があります)。

ただ、オナ禁をしていてもたまにニキビができてしまうことがあります。

その理由としては以下のものが考えられます。

  1. エロい妄想
    (寸止め含むは特にダメです)
  2. 食事による影響

順に解説していきます。

エロい妄想をしている

オナニーをすることでジヒドロテストステロンの分泌が増えます。

しかし、オナニーで射精をしなくとも、例えばアダルトな妄想をしたり、動画をみてしまっている段階で、ジヒドロテストステロンの分泌が増えています。

先ほどにも紹介した論文になりますが、1976年にB.Mランドグレン氏らがおこなった研究結果で、オナニーの後にジヒドロテストステロン(DHT)が増加したことが確認されています1)。また、この研究では射精をする前の段階でもジヒドロテストステロン(DHT)が増加したことが確認されています。

というわけで、オナ禁では射精をしなければいいというわけではなく、アダルトな動画を見ることや妄想は控えた方がよいです。

食事の乱れ【ニキビと食事の関係】

特に注意が必要なニキビの原因となる食品

  • 乳製品
  • 高GI食品

皆さんもご存知のとおり、ニキビと食事には深い関係があります。

これまでにもたくさん、ニキビと食事の関係について研究がされています。

実際、チョコやポテチをたくさん食べてニキビができてしまった、という経験をしたことのある人も多いと思います。

特にメタアナリシス(メタ解析)という信頼性の高い研究において、ニキビとの関係性が高いといわれている食品は「乳製品」と「高GI食品」です。

メタアナリシス(メタ解析)は、エビデンス(科学的根拠)がかなり高い研究手法の一つです。なお、診療ガイドラインでは、メタアナリシス(メタ解析)に基づくエビデンスが、もっともエビデンスレベルが高いとされています。
食後血糖値の上昇を示す指標をGI値といい、一般的にGI値が70以上の食品のことを高GI食品といいます。

甘いスイーツやポテトチップスは血糖値を急激に上げやすい高GI食品ですし、それだけでなく、白米やパンなどの精製された炭水化物も血糖値を上げやすいので注意が必要です。

昔からよく、ミルクチョコを食べすぎればニキビができる、という風にいわれていますが、ミルクチョコには砂糖と牛乳が入っているので、特にニキビができやすいお菓子といえます。

血糖値が急激に上がるとIGF-1(インスリン様成長因子)の分泌も促進され、皮脂の分泌を促したり毛穴の詰まりを招きます。

過去にできてしまったニキビ跡を改善する方法

男性のニキビ肌

ここまででオナ禁とニキビとの関係について解説してきました。

しかし、過去にできてしまったニキビの痕となってしまったものについては、これからいくらオナ禁をしても良くなることはありません。

また、肌のザラザラ感だったり、毛穴の黒ずみや開きが気になっている人もいるかもしれません。

そんな方に朗報です。

現代では、科学の力を使って肌を綺麗にすることが可能です。

その方法は「ダーマペン」です。

ダーマペンは、極細の針で顔の皮膚に無数の穴をあけて、自身の自己再生能力を促進させて、肌質を大きく改善させることができる美容施術です。

詳細については下記で解説していますので、ニキビ跡や毛穴の開き、肌のザラツキが気になるという方はぜひご覧ください。料金はやや高めですが、1回だけでも効果を感じれますし、肌にコンプレックスをもっているのであれば、やるべき施術です。

【体験記】ゴリラクリニックでダーマペンをやってみた感想【トライアル】

 

というわけで今回は以上です。

オナ禁の効果には個人差があるというのが僕の現時点での考えですので、オナ禁で効果を感じられている人にとっては役に立つ記事になったと思います。

 

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